khtatuのTV&映画ブログ

TVドラマ感想他

NHK「スクラップアンドビルド」

主人公の健斗(28)は無職。勤務していた会社に嫌気がさして仕事を辞め、行政書士資格試験に向けての勉強をしながら就職活動をしているが、企業の中途採用試験には落ち続け、いやになるほど無為な日々を送っている。
健斗は、母親と、87歳になる要介護の祖父と同居している。祖父は大きな病気もしておらず年齢からすれば健康体といっていいくらいだが、体が思うようには動かず、口癖は「もう死んだほうがよか」。そんな祖父にへきえきとする健斗だったが、ある時、ふと健斗は思う。自分はいままで、祖父の心の叫びを、聞き流していたのではないのか? ただベッドに横たわり、やがて来る死を待つだけなら、早めに死にたくもなるのではないだろうか。健斗は自分の今までの祖父への接し方が、相手の気持ちに向き合わない自己中心的なものに思えてくるのだった…。

もやもやする思いを健斗は介護業界で働く友人の大輔に話し、「被介護者を可能な限り手厚く介護することがいちばん効果的なんじゃないか」、と助言される。「え、どういうこと?」。「過剰な介護を受けて動かなくなれば、人間、筋肉も脳もいっぺんに衰えるからさ」と大輔が健斗に言う。祖父が心から望む安らかな尊厳死を迎えることができるように、祖父をできる限り手厚く介護して弱らせてあげようというヘンテコな決意が健斗の心に生まれ、そして祖父との奇妙な介護の攻防戦(?)が始まる。しかし、祖父に秘められた謎がしだいに大きくなるとともに、事態は思いがけない展開を見せ始めて…。

(以上公式ホームページより)


あーなんかややこしい話と思ったら、いい話なんだ。

おじいちゃんの真意がもう一つ見えないんだけど、言えるのは孫を大好きなことと、健斗のことを考えていることかな、それが健斗にわかったということなんだろうか。

まあ原作を読んでいないので、でも一時期バラエティに出ていた羽田君を見るといい話を書く人かなと思える。でも軽いわけじゃないけどね。

映画「小説吉田学校」

1983年作品

監督;森谷司郎
撮影;木村大作
原作;戸川猪佐武

キャスト;森繁久彌小沢栄太郎若山富三郎芦田伸介、梅宮辰夫、藤岡琢也竹脇無我、高橋悦史、西郷輝彦仲谷昇石田純一、etc

リアルタイムで映画は見ている。今回はDVDレンタルにて。

5次にわたって続く吉田内閣の栄枯盛衰の話。白黒映像から始まりサンフランシスコ講和条約成立後はカラー映画となる。節目に吉田茂が別荘のある葉山の海岸を娘さんと歩く姿がある意味清涼剤となっていて、中身は政権奪取の、政治家の暗躍というどろどろした作品。特に自民党がまだ分裂していた時代だけに著しい。こういう話だけに後味はもう一つなんだけど。

名優たちの出演。亡くなった俳優さんも多く。感慨深い。快作。

山田太一スペシャルドラマ「五年目のひとり」

中学生の松永亜美(蒔田彩珠)は文化祭からの帰り道、歩道橋で見知らぬ中年男(渡辺謙)に呼び止められる。男は、文化祭でダンスのステージに立った亜美を見たといい、「キレイだった。いちばんだった」と称賛の言葉を贈り、立ち去っていく。思いがけない褒め言葉に亜美は有頂天になるが、その話を聞いた母・晶江(板谷由夏)が心配のあまり、自宅に警察を呼ぶ騒ぎにまでなってしまった。

数日後、亜美は偶然、街で男を見かけ、彼が小さなベーカリー『ここだけのパン屋』で働いていることを知る。その男、木崎秀次は半年間ほど複雑骨折で入院していたという話で、知人・花宮京子(市原悦子)の誘いを受けて故郷からこの町に移住し、社会復帰のリハビリとして無給で働いているようだった。母が疑うほど、木崎のことを悪い人間には思えない亜美。会話を重ねるうち、次第に秀次と打ち解けていく。
そんなある日、亜美は『ここだけのパン屋』主人・上野弘志(高橋克実)から、秀次の本当の身の上を聞く。実は、秀次は東日本大震災津波でいちどに8人もの家族を失ったという、あまりに壮絶な過去を秘めていた…。
(以上公式ホームページより)
 
山田太一最新作品。
今回の話も震災関連の話なのだが、自然でさわやかな感じの作品。じっくりと男と男の娘に似ている中学生の話で家族すべてを失った男の心情を描く。重過ぎなく、気持ちに残る快作。
 

真田丸#49「前夜」

幸村(堺雅人)からの書状を読んだ信之(大泉洋)は、幸村が死を覚悟していると直感し大坂行きを決意する。一方、豊臣方と家康(内野聖陽)との最終決戦~大坂夏の陣~がいよいよ始まる。幸村は又兵衛(哀川翔)や勝永(岡本健一)とともに策を立てる。徳川軍をくいとめるのは道明寺。しかし、豊臣方の策はことごとく漏れていた…。ついに幸村は、春(松岡茉優)を城から出すことに。そして、きり(長澤まさみ)には最後の使命が…。
(以上公式ホームページより)

五人衆のうち3人までが・・。幸村に残されたのは悲劇への花道か・・。なるほどここできりを生かす。うまい作り。春さん(竹林院)は生き残ったのか。戦闘シーンはあっさりとしていますが、おそらくそういうシーンは苦手な三谷さんの作りなのかな。まあでも最終回はたっぷりと描くでしょう。

成宮寛貴突然の引退!!

やはりあの件は、やっていたのか??

まったくわかりませんが、何か灰色のまま、「相棒」再放送にも影響が、TV局の自主規制なんだけども、高樹沙耶さんの場合と違いまだ刑事訴追されていないので・・。どうなのかな。高樹さんの場合でもかなりのシリーズでちょっと出演していますので、おまけに成宮君の場合は相棒ですので出演シリーズのすべてが引っ掛かってしまうわけでねどうなのかな。

成宮君の場合は灰色のままだし、高樹さんの場合はフューチャーされた回もありましたが、ほぼチョイ役なのでそこらはもう少し考えても・・しかもDVD発売は今のところそのままなんでしょう・・なんだかなー、

 

某社ブログをインポート

うまくいったようですが、元々のこちらの記事とダブるものもあって・・・。

ところで夏目漱石の命日らしい。

もう100年前だそうで。最近それにちなんで漱石さんにそっくりなロボットを作ったらしい。

でもこういうものは気持ち悪いんだけど。声はお孫さんの声をもとにしているらしい。

 

ところでこちらを読まないと。

 

 

 

 

 

真田丸#48「引鉄」

豊臣と徳川の和睦の後、真田丸は取り壊され、大坂城は堀も埋め立てられてしまった。幸村(堺雅人)は起死回生を狙い、家康(内野聖陽)をわなにかけるよう佐助(藤井隆)に命じる。佐助は、もし家康暗殺に成功したら夫婦になって欲しいときり(長澤まさみ)に告げ徳川の陣へ。家康との頭脳戦が展開する中、幸村は不思議な型の銃を手に入れる。一方幸村からの書状を読み、その真意を悟った信之(大泉洋)は、大坂へ向かうと言い出す。
(以上公式ホームページより)

和睦交渉で阿茶局にいいように約束されてしまって、大坂方は厄介な状態に、とりあえずは引上げ中の家康方にいる甥たちに幸村は面会ということなんだけど、おそらくは史実にあるんだろうな、まあいったん和平にはなったんだから会える状況なんでしょうね。
家康の大坂方の浪人たちへのうまい挑発、それにやすやす乗ってしまう。まあここらが戦力の質の違いか。
面白いのはあまり重い時代劇にならないように作っていることなのか。
実は重い話なのに疲れないということでしょうか、
まあ脚本家の作りにもよるのでしょうか、BSで再放送中の武田信玄に比べると、かなり軽い。今の時代結局これでいいのかかな―。