khtatuのTV&映画ブログ

TVドラマ感想他

映画「南極料理人」

海上保安庁の料理担当だったが、たまたま南極観測の越冬隊の料理担当に任命され、いやいやながらも半年間南極観測隊の料理人となる。

 

 

実在の南極観測の越冬隊の料理人となった方のエッセイが映画化されたようです。越冬隊の面白エピ(まあ脚色はしてあるんだろうけど)と、まかないのいろいろなレシピが興味深い。

子供たちと越冬隊員との中継による対話とか、越冬したがために彼女に去られてしまった隊員が電話を取り次ぐKDDIの女性とのエピがこれはリアルなのか。

面白い話。

南極の描写の特撮のうまさがなかなか。佳作。

映画「海よりもまだ深く」

15年前に1度だけ文学賞を受賞したことのある良多(阿部寛)は、「小説のための取材」と理由を付けて探偵事務所で働いている。良多は離婚した元妻の響子(真木よう子)への思いを捨てきれず、響子に新しく恋人ができたことにぼうぜんとしていた。良多、響子、息子の真悟(吉澤太陽)は、良多の母・淑子(樹木希林)の家に偶然集まったある日、台風の一夜を皆で過ごすことになり。
(以上シネマトゥデイより)

DVDレンタルにて。終盤の台風のため実家に泊まることになった元夫婦と息子、そして息子のおばあさんのエピが肝で、ここでのまとめ、または良太にとっての救済のような結論なのか。お金もあの高価な硯で解決するのか(でもそれも母親から勝手に持ち出したものなんだけど)・・・。
歩いても歩いてもよりはだいぶ良い。阿部さんはいつもの感じだけど、樹木希林さんや真木よう子の絡みが抜群で、地味な内容なんだけどいい作品。

映画「家族はつらいよ2」

周造はマイカーでの外出をささやかな楽しみにしていたが、車に凹み傷が目立ち始めたことから高齢者の危険運転を心配した家族は、周造から運転免許を返上させようと画策する。しかし、頑固オヤジの周造を説得するイヤな役回りを互いになすりつけ合う家族たちの心を見透かした周造は大激怒。平田家は不穏な空気に包まれてしまう。そんなある日、富子が旅行に出かけることになり、つかの間の独身貴族を楽しむ周造は、お気に入りの居酒屋の女将かよを乗せて車を走らせる。その途中、高校時代の同級生・丸山と意外なかたちで再会を果たした周造だったが、直後に交通事故を起こしてしまい。
(以上映画コムより)

WOWOWにて鑑賞。途中までは周造さんの高齢ドライバー問題をまったり・・。しかし後半は丸山さんとの重いエピ。周造の丸山さんへの思いのセリフ。ちょっと切ないけども・・メッセージはまあそれだけか。
ラストの焼き場のシーンは映画的な感じ。ちょっとクスッとした要素も入れての重すぎない設定。
さすが山田洋次なんだけど。
いつも思うんだけど西村雅彦と橋爪功の映像での年齢差がちょっと微妙なのか。西村さんが老けているのか、キャラが被るのもちょっとうざい。
佳作。

ドラマスペシャル「68歳の新入社員」

定年退職した仁井本和夫、68歳になり仕事をしないうつうつとした日々を送っていたがある日、かつて務めていた菓子会社の若社長に声をかけられる。再雇用を進められ喜ぶ和夫だったが、上司になったのは新しい部門をまかされていた28歳の工藤繭子だった。戸惑う和夫だったが上司の繭子も新規商品の開発を任せられ悩んでいた。新しいIT機器に戸惑う和夫はかつて部下の悩み相談にかかわった経験を活かしそれとなく繭子の相談に乗る。しかしそれが誤解を受け・・・。

脚本;岡田恵和

さすが岡田さん、自然な台詞回し。ドラマらしいいいような展開もありますが、まあいいんじゃないか。
悪人を作らないラストも岡田さんならでは。
決して定年後の初老の男の渋い話ではないのが救われるけど・・まあきつい話ではないので。
佳作。

半分青い(第11週まで)

朝ドラらしくない濃い恋愛ドラマの面もある。
鈴愛の律への思いが濃すぎるんだけど、大人の恋愛ができてはいない面もあるのか。
漫画制作の成長物語とも絡んでうまく出来ているような気がする。

西郷どん#21回まで

奄美大島編は二階堂ふみさんの名演により最高だった。
亮平君は影が薄い。
これからの話の流れが危惧されるが
…久光役が青木崇高氏ということも、何か微妙な立ち位置の久光らしいが、この人まあやや貫禄がないけどそういう作りか。最近の大河からしてこれでいいのか。
話の流れもあるのだけど瑛大君の熱さがどうも亮平君の微妙なクールさを感じてしょうがない。
今後の展開でどうなるのか。どうも年寄りなので過去の作品と比較してしまうのはしょうがないのか。
何せ原作があの人なだけに不安が・・。

映画「プリンセストヨトミ」

会計検査院の調査官である松平元(堤真一)、鳥居忠子(綾瀬はるか)、旭ゲーンズブール(岡田将生)の3人が、府庁など団体の実地調査のため東京から大阪にやってきた。順調に調査を進める中、不審な財団法人を見つけ徹底的に調査するが、変わった様子もなく引き上げようとしたとき、大阪国総理大臣と名乗る男が現れる。そして、大阪中を巻き込む思いも寄らぬ事態へと発展していき・・・・・。
(以上シネマトゥディより)

本能寺ホテルと同じ系統の映画なのかな。ファンタジーとしての話。中井貴一堤真一の対決シーンなどさすがの演技だけど、エンディングはなんということもなく・・。
ちょっと肩すかし。話の流れはうまいんだけど・・。佳作。