4月期、私の好みではもう一つ・・。
1.NHK名古屋・岐阜ローカル「父の花・咲く春~長良川幇間物語」
しみじみとしたいいドラマ。桐谷健太が好演している。ラストの幇間シーン(主人公が父親の衣装を着て父親の芸を再現するシーン)、やや微妙だけど、意図は理解できる。
蓮佛さんも若い芸妓らしいいい感じ。
2.TBS「空飛ぶ広報室」
自衛隊のエピソードは興味深かったけれど、広報室と放送記者との絡み、話の内容はベタなつくりかな。
柴田恭兵さんはさすがだけど、奥さんの重さを背負ったキャラはちょっと微妙なのかな。このエピ、癒される部分もあるのだが。
どうもNHK「八重の桜」の後、リアルタイムでこのドラマを見ていると、綾野剛さんの微妙な明るさに違和感をもってしまう。
佳作ではあるけど。
3.NHK「島の先生」
この手のドラマはやはり風景の美しさで、多少のエピの引っ掛かりをいい感じに変えてしまう。
しかし千尋自身の過去のバックグラウンドの話は微妙かな。
文三さんの締めの一言は文三さんの息子に対するクールさが発言の説得力を弱めるのかも。まあでも佳作です
4.NHK「第二楽章」
不倫の話と思ったらよく考えると女同士の友情物語。
おそらくはよく描かれているのではと思うが、私どもからはどうも遠い。
やはり、山下達郎さんの素晴らしいエンディングテーマのあるドラマは、なぜか本編の内容がもう一つというジンクスがあるような気がする・・・私だけか。
5.CX「ガリレオ」第2シーズン
前シーズンのコウさんとは同じようなキャラ設定ですが、吉高さんはより少女っぽさが残ってカリッとした婦警らしくはないのかな。存在感という点ではコウさんより狂言回しの役目は薄い。
エピはやはりマンネリ感があるが、ラストの前後編2話は面白かった。やはりさすが天海祐希さんでこの2話分をスペシャルとしてのみの放映でよかったのでは。