独特の観察眼による「テレビ批評」と唯一無二の「消しゴム版画」で多くの熱狂的なファンを獲得したナンシー関。毒に満ちたユーモアと舌鋒鋭い文体は、テレビを通じて社会そのものを批評していました。没後12年の歳月を経てもなお、その文章は古びることがなく、今も新たな読者を獲得しています。
「私は『顔面至上主義』をうたう。見えるものしか見ない。しかし目を皿のようにして見る。そして見破る。それが『顔面至上主義』なのだ」。テレビ画面に映ったものがすべて、という一般視聴者と同じ視点で批評する。それがナンシー関の矜持(きょうじ)でした。
いとうせいこう、デーブ・スペクターなどナンシー関を知る人たちのインタビューを交えながら、稀代のコラムニストの短くも激しい人生を、あますところなく描きます。
(以上NHK公式ホームページより)
時折関係者のインタビューを含めてのドキュメンタリードラマなのかな。ナンシー関という筆名をつけたのはいとうせいこうなのか。TVだけ見て文章を書いているというある意味素人っぽい作り方のコラム。でも鋭いかな。
まあなぜああいう体格だったのかなとか、生い立ちとか。描いてはいないわけでどういう人だったのかは微妙なんだけどな。
言われることなんだけど今生きていたらどういうコラムを書いたのか。
不思議な人。パルコの展示はこの地ではやらないのかな。
リアルに似た人を選んだ企画の勝ちかな。ただ暗めの人と描くのが良かったのかどうかはわからない。