終わってしまいました。久々に終わってほしくなかったドラマだったな。あえて言えばどうしようもないような犯罪にもかかわらず、子育ての話として肯定的な流れだった、まあこれはそういうお話なのだから。
薫(恵理菜)はどうも実母になじめないような流れ。まあこれは何も知らない子供としてはしょうがないのだけど。ドラマの流れとしてはちょっといやらしいような。
最終回はやはり回顧ということになるのか、文治の言葉で薫(恵理菜)の過去の記憶が思い出され、懐かしさにひたる。
封印していた希和子との、危うい、でも暖かい生活へのけじめがついたような感じ。
だから最後のシーン、薫(恵理菜)は希和子に気がついたのかも知れず、敢えて合わないで別れたのかもしれない。ドラマとしては薫(恵理菜)は希和子とは気づかないような作りだけど。まあわかりませんが。
でも二人が会ってどうするのだという気もするのです。希和子さんは思い込みでしかない子育ての意味合いをまだ完全に悔いてはいないのかも知れない。(裁判でのあのセリフ)。
だからあの結末は彼女にとって救いはないのかもしれないけど。
でも、薫(恵理菜)を忘れることが彼女にとって真の救いのような気もする。だからこれでいいのでは。
主題歌の童神の意味合いは皮肉ではないのか。
久々に記憶の残るドラマだった。