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龍馬伝第19回「攘夷決行」

平井収二郎山内容堂の意向により捕まってしまいます。

そして以蔵にも追手がかけられます。

結局はノンセクトな考え方の以蔵。人斬りはやはり半平太に認められたいため、半平太の主宰する「土佐勤王党(攘夷グループ)」に自分も属していたいためです。

攘夷思想は持っているけどもそれは開国という形で諸外国と伍していくという考えの龍馬とは表面的には似た面がありますが中身は違う、半平太の藩組織を信じ藩の主流を攘夷思想に持って行くところで幕府を動かし攘夷を実行させるという考え方とは断絶があります。

幕府(ここでは一橋慶喜)は朝廷(三条実美)に促され、攘夷期日を約束するという空手形を出します。

そして半平太(土佐勤王党)は裏切られるのです。

最も過激な攘夷思想だった長州藩関門海峡を通過する英国の軍艦に砲撃を加えます。しかし装備を整えた英国海軍は逆に下関を襲撃、砲台などを占領します。

まだ龍馬の表舞台での活躍は時を待たねばなりません。今回は脱藩を許されただけです。それも容堂の気まぐれのよう。今回は歴史をなぞるある意味大河らしい流れ。

しかしドラマ的には半平太と龍馬の説得と対立が幹。このあたりは見ごたえがある。